●考えろ(チ。)

『情報と情報の間』

今日はこんなテーマで
書いていきますね。

エンパシーライティング(R)の
中野巧(こう)です。


『チ。』(漫画)の中で、

ドゥルーヴが
ドゥラカに語ります。

考えろ ───

それでは、本題をどうぞ!


■ 無関係な情報と情報の間
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ドゥルーヴのセリフがすごい。

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考えろ。

そのために文字を学べ 本を読め
物知りになるためじゃないぞ
考えるためだ。

一見 無関係な情報と情報の間に
関わりを見つけ出せ。

ただの情報を
使える知識に変えるんだ。

その過程に知性が宿る。

それがあればとどまる勇気と
踏み出す度胸が得られる。
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『チ。』の中でキャラクターが語る
セリフは、本当にシビレます!


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一見 無関係な情報と情報の間に
関わりを見つけ出せ
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この部分なんて、アイデアや
文章のコツそのものですよね。


前回のメルマガ
●良いアイデアの判断基準
でお伝えしたジェームス・ヤングの
アイデアの定義 ──

==================
アイデアとは、既存の要素の
新しい組み合わせ以外の何ものでもない
==================

これなんて、
無関係な情報と情報の間に
関わりを見つけること、
まさにそのものですよね。


■ 脳を鍛える文章トレーニング
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
文章のトレーニングとして、
ときどき出す課題があります。

<課題>
ランダムに挙げられた単語から
2~5つくらいを選んで、
それらを含んだ文章を作成する。


たとえば、次の5つの単語。

春、牛乳、靴下、冬眠、妻

これらの関連性がない単語に
関わりを見つけ出して文章にすると…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
春がくると、僕の靴下は
いつも片方だけ消えてしまう。
冬眠から目覚めた小人たちが、
夜中こっそり牛乳を飲みに行くために、
寝袋代わりに盗んでいるからに違いない。
…そんな言い訳は妻には通じない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな文章にできます。

文章の質はさておき、、、

無関係な情報と情報の間に
関わりを見つけ出そうしながら、
ひとつの文章として成り立たせる。

考えると、めっちゃ疲れます。

それだけ脳がフル回転しているわけですが、
慣れてくると、そのあたりのシナプスが
いい感じにつながりやすくなります。
(とつぜん説明が雑ですんません笑)


■ 考えろ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本を読むのも、生成AIを使うのも、
僕の目的は「考える」ことです。

新しい情報がなく考え続けると、
ある時点から思考がグルグルして、
展開・発展しにくくなります。

そんなときには外部刺激が、
脳に効きます。

本が最上位の外部刺激装置でしたが、
最近では生成AIが横に並んでいます。


僕は記憶力がだいぶ弱いので、
本を読んでも覚えていられません、、、。

そのため対策として、
印象に残ったことを考えて、
自分の中で深めながら言葉にする。

これを意識するようになってから、
その部分に関しては忘れにくくなり、
自分の知性になってくれる感覚があります。


ドゥルーヴが言うところの
ーーーーーーーーーーーー
ただの情報を
使える知識に変えるんだ。

その過程に知性が宿る。
ーーーーーーーーーーーー

かもしれない。

そう感じて、アニメを観て、
ブルッとしました。

「チ。」[アニメ17話]
この本で大稼ぎできる、かも
より


◎追伸、

文章って、言葉のつらなりに、
意味を見出す人類の英知ですね。
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